下取りと買取のどちらが得かは、査定額だけでは決まりません。次の車の値引きや、納車までの移動費も含めた「自分が払う総額」で比べます。販売店に下取りあり・なしの見積もりを頼み、買取店には同じ引渡し日で受取額を聞いておきましょう。
見積もりがそろっている方は、下取りと買取の支払総額を計算する ↓へ進めます。無料・登録不要。分からない金額を0円にせず、確認してから入力してください。
下取りは買い替えとセット。買取は売却だけでも使える
下取りは、次の車を買う販売店に今の車を引き取ってもらい、その金額を購入代金に充てる方法です。買取は、車を売って代金を受け取る方法。次の車を買う店と、今の車を売る店を分けて考えられます。
- 下取り
- 購入先でまとめる
- 買取
- 売却先を選ぶ
下取りなら必ず安い、買取なら必ず高い、と決まっているわけではありません。トヨタは自社の下取り価格について、納車までの相場変動を考慮するため買取価格より低くなる場合があると説明しています。これは同社の説明であり、各店の価格・引渡し条件は個別に確認が必要です。
買い替えをしない方は、下取りと比べる前提がありません。売却だけの査定の頼み方を確認できます。
アルファードの提示を比べる方は、30系・40系、グレードと装備をそろえた相場の調べ方も確認できます。同じ年式の公開例でも、型式や売れた時期を確かめてから参考にしましょう。
まず「下取りあり・なし」の見積もりを用意する
販売店には、同じ車・装備・支払方法で2つの購入見積もりを頼みます。下取り額が上がっても、車の値引きや費用が変われば、支払う金額が同じこともあるからです。
「同じ車と装備、支払方法で、下取りあり・なしの支払総額を確認したいです。値引きや諸費用が変わる項目も教えてください。今の車は○月○日まで使う予定です」
買取店には、提示額から費用やローン残債を精算したあと、自分が受け取る金額を聞きます。税金やリサイクル料金の精算がすでに含まれるなら、もう一度足しません。見積もりの内訳と受取額の確認で、未確認の項目を整理できます。
下取りと買取の支払総額を、その場で計算する
下取り額そのものを入力するフォームではありません。下取りを差し引いた購入支払総額を使います。買取側は、下取りなしの購入支払総額から実際の受取額を引き、それぞれに見積もり外の追加費用を加えます。
店名・見積もり条件・金額・日程を手元で記入する用紙です。JavaScriptなしでも保存でき、Excelやスプレッドシートなどで開けます。自動計算式は入っていません。未確認の金額を0円で埋めず、確認後に手計算するか、下のフォームへ入力してください。
5項目とも、店に確認した金額を円単位で入れてください。追加費用がない場合も、確認してから0と入力します。入力内容を自動保存・送信する機能はありません。計算後、入力額と結果をCSVで端末に保存できます。
計算後は入力額・支払総額・差額をCSVで保存できます。見積もりの期限、引渡し日・納車日、入金日・支払日を記入する欄もあるので、店への確認に使ってください。
ここで比べるのは、乗り換えにかかる金額です。必要な時期に現金が用意できるかは、別に入金日・支払日で確認してください。ローンを使う場合も月々の返済額だけで比べず、条件をそろえた利息込みの支払総額を販売店に聞きます。
買取額が10万円高くても、差額は10万円とは限らない
以下は計算方法を示す仮の例で、買取相場や実績ではありません。
- 下取りを差し引いた購入支払総額:200万円。見積もり外の追加費用はなし。
- 下取りなしの購入支払総額:300万円。
- 買取で実際に受け取る額:110万円。
- 買取を選んだときだけ必要な移動費:4万円。
下取りは200万円、買取は300万円 − 110万円 + 4万円 = 194万円。この条件での差は6万円です。その差と、査定対応や引渡しの手間を見比べて判断します。

納車まで乗りたいなら、引渡し日と入金日も比較する
今日渡す条件の買取額と、数か月後に渡す条件の下取り額を、そのまま比べないようにします。「次の車が来るまで乗りたい」と伝え、希望日に渡す場合の金額と有効期限を確認してください。
- 納車が遅れた場合、今の車の引渡し日も延ばせるか。
- 日程や走行距離が変わると、再査定になるか。
- 代車を用意できるか。料金・期間・保険の条件はどうか。
- 買取代金の入金は、次の車の支払日に間に合うか。
代車が必要な方は、貸出期間・費用・保険と、納車が遅れた場合の確認事項を先に整理できます。
代車や日程変更は、どの店でも対応しているとは限りません。査定額の期限と引渡し延期の確認で質問を整理し、合意した条件を見積書やメールに残してもらいましょう。
差額を確かめたいなら、買取の見積もりを取る
一店ずつ相談したい方は、店舗相談との違いも読めます。見積もりがそろったら、3社の受取額と日程の比較ツールで整理してください。
下取りと買取でよく迷うこと
下取りで0円と言われたら、買取でも0円?
別の店の回答まで同じとは限りません。比較する余裕があれば今の状態で相談できますが、価格が付く保証はありません。0円の提示と引取・手続き費用の確認から、何が0円なのかを聞いておきます。
下取りを含む契約を済ませていても、買取に変えられる?
購入契約と下取りの条件を先に確認します。売却先を変える前に、販売店へ変更の可否、値引きや費用・納車日への影響を聞いてください。契約前と同じ条件で自由に変えられるとは考えないようにします。
支払総額が同じなら、何で選べばいい?
納車まで乗れるか、入金と支払いの日程が合うか、査定や書類の対応にどれだけ時間を使えるかを見ます。差額だけでなく、自分の生活で困らない条件を選びましょう。契約前の確認項目も読み、未確認の条件を残さず決めてください。
参考資料
トヨタのクルマ買取:よくあるご質問(買取り価格と下取り価格の違い)
JPUC:査定を申し込む前(一括査定と残債の確認)
確認日:2026年10月11日。比較の手順・計算フォーム・仮の計算例は編集部作成。入力した見積もりを比べるもので、相場予測や査定・契約の申込みではありません。
