車の査定で比べたいのは、提示額だけではありません。実際に振り込まれる金額、車を渡す日、入金される日。この3つをそろえると、金額と自分の予定の両方から売却先を選びやすくなります。

スマホで査定額と受取額を比較する

ブラウザで入力して差引後の金額を計算したい方はスマホ用ツールへ。金額・日程・確認メモをCSVで保存できます。空の表に自分で記入したい方は、下の比較表を保存してください。こちらのCSVには計算式を入れていません。

Excel・スプレッドシート用の比較表を保存(CSV) ↓

ツールとCSVは無料・登録不要。スマホ用ツールは、金額・日程・各社への確認メモを入力し、CSVに保存できます。入力内容をこのサイトへ送信する機能はありません。

比較シートの使い方

  1. CSVをダウンロードし、Excelで開くか、Googleスプレッドシートへインポートします。
  2. A社・B社・C社の欄に、それぞれの会社名と回答を入力します。未確認の項目は空欄のまま残します。
  3. 条件が変わったら、担当者に確認した日付と一緒に更新します。

金額は自動計算されません。各社に確認した受取予定額を記入してください。

まず確認したいのは、この3つ

担当者には、次のように聞くと必要な条件を残せます。

  1. 金額:「この提示額が、最終的に振り込まれる金額ですか。ここから引かれる費用や、別に加わる金額はありますか」
  2. 引渡し:「希望する日まで、この車を使えますか。その日程でも提示額は変わりませんか」
  3. 入金:「車と書類をいつまでに渡せば、何月何日に入金されますか」

答えが分からなかった項目は空欄にして、次の連絡で確認しましょう。「車を渡したら入金」なのか「書類がすべてそろってから入金」なのかも、予定日と一緒に残します。

シートの全11項目を見る

3社分の記入欄があります。ダウンロード後に列を増やすこともできます。

査定比較シートの記入項目。CSVには同じ項目を収録しています。
確認する項目A社B社C社
会社名・担当者未記入未記入未記入
提示日・見積有効期限未記入未記入未記入
提示額(円)未記入未記入未記入
差し引かれる費用(円)未記入未記入未記入
別途受け取る精算額(円)未記入未記入未記入
受取予定額(円)未記入未記入未記入
金額が変わる条件未記入未記入未記入
引渡し予定日未記入未記入未記入
入金予定日・条件未記入未記入未記入
キャンセル条件未記入未記入未記入
付属品・タイヤの扱い未記入未記入未記入
同じ項目で、横に並べる。
確認することA社B社C社
受取予定額記入記入記入
引渡し日記入記入記入
入金予定日記入記入記入

空欄は、次に聞くこと。分からない金額はゼロで埋めない。

受取額は、内訳を聞いてから計算する

たとえば提示額100万円、差し引く費用2万円、提示額とは別に受け取る精算額1万円と確認できた場合、整理上の受取予定額は99万円です。説明用の仮の数字で、実際の査定額や費用の目安ではありません。

受取予定額は「提示額 − 差し引かれる費用 + 別途受け取る精算額」で整理できます。ただし、すでに提示額に含まれる精算分をもう一度足すと、二重計上になります。

担当者に「この金額が最終的に入金される金額ですか。ここから引かれる費用や、別に加わる金額はありますか」と確認してから記入してください。CSVには計算式を入れていません。未確認の項目をゼロと扱わないためです。

精算額の内訳で迷ったら、自賠責の残り期間の分が提示額に含まれるかの聞き方、リサイクル料金相当額の聞き方と記録項目、自動車税の還付と買取店の精算の違いを確認できます。

提示額から引く項目が分からないときは、査定・引取・手続き費を分けて聞く確認表へ。口頭の回答しか残っていないときは、金額と条件を紙やメールで確認する文例も使えます。

金額が高くても、日程が合わないことはある

次の車の納車前に引渡すなら、その間の移動手段も必要になります。代車を希望する場合は、利用できる期間・費用・条件を売却先に確認し、シートに追記しましょう。

たとえば、金額は高くても、希望より早く車を渡す必要があるなら、その間の交通費も考えたいところです。自分の予定と合うかどうかまで見ておきましょう。

口頭で聞いた条件も残す

金額がいつまで有効か、どんな場合に変わるか、入金は何を完了した後か。担当者に書面やメールでも確認できるか聞き、返答と確認日を残します。

期限の欄に何を書けばよいか迷ったら、査定額の有効期限と、期限切れの見積もりを比較する手順を確認してください。返事・契約・引渡しの条件を分けて残せます。

スマホ用ツールの「各社への確認メモ」には、金額が変わる条件、書類の締切、キャンセル条件、付属品の扱いなどを記録できます。分からなかった点も「次に聞くこと」として残してください。

比較表は、自分用のメモです。契約書や契約約款の代わりにはなりません。契約前に、金額・支払日・引渡し条件を照合する手順も確認しておきましょう。

査定の比較で、よく迷うこと

提示額だけ入力したら「未計算」になった

スマホ用ツールは、提示額・差し引かれる費用・別途の精算額の3つがそろってから計算します。費用がないと確認できた場合は0、精算分が提示額に含まれる場合も0を入力します。分からない項目は、空欄のままで大丈夫です。

ネットで見た金額と、実車査定の金額を比べていい?

金額が確定する条件をそろえて比べます。スマホ用ツールでは「価格確認の段階」を選び、結果とCSVにも残せます。実車確認前の概算を、確認後の提示額と同じものとして扱わず、「実車を見た後に変わる可能性がありますか」と担当者へ聞いてください。

一番高い会社を選べばいい?

希望する引渡し日と入金日にも合うかを確認します。車がない期間の移動費や、振込までに用意する書類なども含めて、自分が進められる条件かを見てください。

査定の準備から引渡しまでを順に進めたいときは、車売却チェックリスト(無料)も使えます。登録不要で、チェックした進み具合はこのブラウザだけに保存されます。

比較したあとの進め方

他社の査定額を伝えるか迷ったときの返答例

参考資料

JPUC:車買取の契約書・契約約款で見るべき項目
JPUC:車売却の流れと注意点
JPUC:車売却消費者相談室
確認日:2026年10月12日。シートは本メディア独自の記録用書式です。